turbulence.

叫び通すだけさ できるだけ潔く

“Pieces of The World” 歌割りのここがエモい

前置きが長くなったので本題へはここから跳んでください。

『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』がすごいのは、アイドリッシュセブンの理解度によって面白さが変わるところだと思う。

私は曲がりなりにもアプリリリース当初からアイドリッシュセブンを見てきた“古参”である。そのため、『ムビナナ』を初めて見た時はありとあらゆる“文脈”を感じてしまい、「これ、アイナナのオタク以外に刺さるのか…?」と一抹の不安を抱えていた。

蓋を開ければ杞憂だった。シンプルにクオリティの高い映像と楽曲は多くの人の琴線に触れ、私は毎日のように流れてくる初見の感想を主食として健康的に過ごしている。ごちそうさまです。

ここで話は冒頭に戻る。『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』がすごいのは、その“初見”の方がなんらかの形でアイドリッシュセブンへの理解度を深めてから改めてもう一度『ムビナナ』を見ると、改めてその“文脈”の多さに唸ることができるところだと思う。正直めちゃくちゃ羨ましい。私も生まれ変わったら初見で「絶対に何かあったじゃんこれ…」と思いながら“Incomplete Ruler”を浴びて、ストーリーを駆け抜けアハ体験をしたい。

とはいえ、アイドリッシュセブンと一緒に歩んでこられた、今の人生も好きなので、古参は古参なりに謳歌します。といったところで本題。

“Pieces of The World”の歌割りエモすぎない?

アニメディア 2023年6月号』で立花さんが

歌唱のパート分けは、これまで原作アプリのメインストーリーを追ってきたマネージャーの皆さんなら「あっ」と思うような組み合わせになっています

と述べていたが、アイドリッシュセブンを知っていれば知っているほど味が出る『ムビナナ』の、集大成と言えるのがこの曲だ。たまたま耳にして惹かれたので映画館に足を運んだ初見の方がいるらしいのもすごい。

そんな“Pieces of The World”が、7/7(金)アイナナの日の0:00からYouTubeでプレミア公開される。

ので、その前に、私が“Pieces of The World”の歌割りでエモいと思ったポイントをまとめておきたい。

まあ、野暮かなという気もするけれど。これを読んで気になった方がいたら、ぜひ原典にも当たってみてください。…と、言いつつ、引越しを控えているのに全く荷造りが進んでいないので、ソースを置くところまで手が回っていません…申し訳ない。後日やりたい。
あと、あくまで私がエモいな…と感じたものなのでこじつけっぽいのもあるけれど個人の感想なのでご了承ください。繰り返しますが原典を読んでね。また、間違いや抜けもあると思うので、これも入れて欲しい!という有識者がいたらぜひコメントかTwitterで教えてください。Twitter…滅ぶな…。


Pieces of The World
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:伊藤賢

Continue to trust you Go beyond the music
Reborn as yourself Go into the world

(一織・三月)深層のマグマが
(大和・ナギ)鼓動を始めた日の
(環・壮五)雨粒が海になった日の
(陸)まばらな奇跡が 君のもとへと集ったら
IDOLiSH7)“今”


和泉兄弟!大和&ナギ!MEZZO"!センターの陸くん!これぞ "THE" IDOLiSH7

(ŹOOĻ)寂しい夜を 泳いでいた孤独たちも
(TRIGGER)真昼の幸せも 一瞬を
(Re:vale)みんな共にしてる 言葉は無くたって


他3グループが腰をかがめている中、ŹOOĻとTRIGGERの間を縫って堂々とセンターを歩いてくる"絶対王者" Re:vale!
「寂しい夜を 泳いでいた孤独たち」ŹOOĻと「真昼の幸せ」TEIGGERを「みんなと共に」するRe:vale。

(What beatuifu life) 小さな無数の息遣い
(What beatuifu life) そのどれもが未来へと
足掻いてるから こんなにも日々は鮮やか

世界で一番 永遠に近い
青い青い 空の果ての太陽
僕らはひとときに過ぎない存在 でも
(Re:vale)輝く星のように
(TRIGGER)うねりは想像を超えて
IDOLiSH7)時代と思いを 叫んでる
Wow oh oh Wow oh oh


Re:valeパートに、「銀紙を貼り付けて星のフリをしている」を思い出す。

(陸・トウマ)真っ暗な静寂が

→俗に言う「ナナセコム」に突如として参戦してきたトウマくん。REUNIONのアンコールで昴くんが賢章くんをおんぶしていたのも印象的。

(三月・百)また明けてゆくように

バラエティアイドルコンビ!ぴったりの歌詞。

(ナギ・巳波)枯れた花が土に還るように

→ノースメイア組!春樹に先立たれた2人にすごいこと歌わせるじゃん。

(壮五・虎於)大きな運命に

→御曹司組にこの歌詞が割り当てられるのもすごい。

(大和・千)抱きしめられているんだ

→立花さんがめちゃくちゃ首絞めを話題に出すの笑ってしまう。

“今”

(龍之介・悠)灰の下の文明 どんな歌があった

→『ダンスマカブル』のクヴァルとアルム。空に浮かぶアークに住んでいる2人。

(一織・楽)声も夢も消えて 追想

→一織と九条鷹匡を演じた楽くんのプロデューサー組。

(環・天)それでもいい 届く誰かがいるなら

→理ちゃんと陸くんに向けてずっと歌っていたお兄ちゃんコンビ

傷つけ傷ついてた昨日が
淘汰され今日があるんだろう
僕らが向かってゆく先は どこだろう


歌割りじゃないのだけれどここのハイタッチも語りどころがあったりなかったり。(間違っていたらすいません。)
大和と巳波(演技派コンビ)、トウマとナギ(ナギくんの誕生日にお煎餅をあげるトウマくん)、天と一織(バチバチナナセコム)、楽と千(楽くんめっちゃ強くハイタッチするから千さんちょっと痛がりそう(妄想))、虎於と三月(3月生まれ21歳組)、壮五と環(めっぞめぞ~)、龍之介と陸(初期の陸くんは天にぃ以外のTRIGGERを目の敵にしているようでかわいい)、百と悠(百くんの誕生日を祝いに行ったらハグされるはるちゃん)

(TRIGGER)ありふれた願いが
(ŹOOĻ)芽吹いて梢になってゆく
(Re:vale)価値観を 情景を 変えてゆく
Wow oh oh Wow oh oh


もはや組み合わせの話でもないのですが、「ありふれた願いが」のトウマくん、"背骨"をめちゃくちゃ感じられて良いので見てください。
「価値観を 情景を 変えてゆく」Re:valeも良いな…。

(一織・龍之介)砂漠になったオアシスもいつか戻れる

→『星巡りの観測者』のベスティアコンビ。一緒に砂漠を旅することもあっただろうな。

(ナギ・楽)澄んだ水は隠れただけ

→ナギくんにネットスラング(あるいはJK用語)を教えてくれる楽くん。

(百・虎於)手を取り合ってみたら Yeah

→ボールペンぶすー。

(壮五・千)新しい風吹く

→作曲家コンビがこの歌詞なの良い。

(環・巳波)痛ましい記憶も愛に

→作中で大切な人との死別が明言されている人たち。あと松井玲奈さんの推し。

(大和・三月)焚べて 許しあえる人になれたら

→ほどほどと一生懸命。

(天・悠)ここから

→天くんと天くんを敵視していたはるちゃんの「ここから」。

Wake up, pieces of the world

(陸)世界で一番 永遠に近い
(天)青い青い 空の果ての太陽
(陸・天)僕らはひとときに過ぎない存在 でも
(百)輝く星のように
(千)うねりは想像を超えて
(悠・トウマ)時代と思いを 繋げてく
Wow oh oh Wow oh oh


“Welcome, Future World!!!”もそうだけれど、16人の全体曲でIDOLiSHセンターとTRIGGERセンター(七瀬兄弟)・Re:valeの2人・ŹOOĻ Wセンターで分けられるのよくできているな…と思う。

此処にあった眩しさは希望
春夏秋冬 翳らぬ太陽
僕らはひとときを駆け抜けるだろう
あらゆる屈託を 壊して創造をしたい
明日と君を 連れながら
Wow oh oh Wow oh oh
それが出会った意味になるように

プレミア公開たのしみですね。
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