turbulence.

叫び通すだけさ できるだけ潔く

#風男塾 に見る “自己肯定”

風男塾から、コジくんと浦正くんが卒業してしまいますね。

この前のことが、まだまだ昨日のことのように感じるのに、時が過ぎるのは早いな~…なんて思っていたら、実際にまだ1年も経っていなくて笑う。

今週発売された2人の最後のシングル『証-soul mate-』は、前作に引き続きなんとあの「うたプリ」でお馴染み音楽クリエイター集団“エレメンツガーデン”さまがプロデュース!アニオタ界隈もっとざわざわしてくれていいよ!!


風男塾 (Fudanjuku) / 「証-soul mate-」Music Video(ショートVer.)

明日(もう今日だ!)22日(日)は東京ドームシティ ラクーア ガーデンステージにてリリースイベントも行われるのでぜひ!!!

 

…さて、今回のシングルはコジくん浦正くんの卒業シングルということで、初回限定盤CとDがそれぞれのソロジャケットとなっています。

初限C浦正くん

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初限Dコジくん

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このコジくんのジャケットが、とてもエモいと思ったのでそう感じた理由を書きます。

 

 

このコジくんのツイートに出て来る虎南 有香(こなん ゆか)ちゃんとは、ご存知の通りコジくんの男装前の姿です。

www.instagram.com

インスタより。かわいい。

 つまりこのジャケットは、自分(コジくん)が自分(コナンちゃん)を抱き締めている姿なんですね。

こんな風に『自己肯定』を表現できるユニットは他にいないし、コジくんがこれを『男装9年の集大成、男装の極み』と言ってくれたことがとてもエモいと思うのです。

 

今でこそ風男塾は「芸能業界唯一無二の"男装ユニット"」を自称し、“人を元気にする”という立派な活動理念を掲げていますが、ここに至るまでには本当にいろいろなことがありました。

そんな風男塾にとって、大きな転機となった曲が『男装レボリューション』です。


風男塾 (Fudanjuku) / 男装レボリューション(Edit Version)

自らを「男性」と言い張っていた時期もあった風男塾が、とうとう初めて"男装"をテーマにするという、まさしく「革命的」なこの曲(笑)
MVは、自分に自信のなかった女の子が、風男塾に元気づけられて「チェンメン(=男装)」することにより、最後はセンターを飾るというストーリーです。

このストーリーや「違う自分に自分で惚れたら」の歌詞にもある通り、"男装"は自己肯定(=元気になる)手段の一つだと思うのです。

 

浦正くんは、よく風男塾のことを「こんなに続くと思わなかった」と言います。それくらい、あやふやなスタートだったということでしょう。
それでも「ヲタク属性:ファッション」でその人生を歩み始めたコジくんが、風男塾の活動を通して"男装(ファッション)"の意味を昇華させ、集大成として見せてくれたのが「虎南有香を抱く赤園虎次郎」という"自己肯定"なのが、嬉しくて苦しくてたまらない。

 

9年間、私たちに愛を振り撒き続けてくれたコジくんはさいご、未来の自分を愛していく。