『君の名は。』を見て思ったこと
『君の名は。』の感想文。考察じゃなくて感想。
ネタバレしてるので注意。
わたしはそもそも『入れ替わりモノ』がそんなに得意ではありません。
ちょっと前に話題になってた、『共感性羞恥』ってやつだと思うのだけど、入れ替わり後の周囲の反応を想像していたたまれない気持ちになっちゃって…。
でも、瀧くんと三葉ちゃんは、入れ替わりが戻っても周りの人が今までと変わらず好意的でいてくれます。(三葉ちゃんは感じの悪いクラスメイトにひそひそされたりするけど、それは入れ替わりが関係ない家庭の事情もあってのことだし、家族や仲良しの友達は変わらずに接してくれている。)
瀧くんと三葉ちゃんは、そんな風に自分を愛してくれている人たちに囲まれていたからこそ、入れ替わり相手に惹かれることができたんだと思うのです。
つまり、入れ替わり生活を楽しむためには、日頃の行いが大事だということ。
もし、誰かにわたしの人生を預けることになったとしても、"わたし"を楽しんでもらえるような生き方がしたいと思いました。
あと思ったのは、自分の生きる世界の見え方はその人の心次第だということです。*1
瀧くんやわたしが暮らす東京の街が、三葉ちゃんにはきらきらと輝いて見えたように。三葉ちゃんはうんざりしていた糸守湖の景色に、瀧くんの心が奪われたように。
わたしもできるだけ三葉ちゃんの気持ちのまま東京で暮らしていけたら、とても幸せだと思いました。
あとは国語の教科書で読んだ工藤直子さんの『あいたくて』を思い出した*2のと、らっど野田さんの声聞くと泣いちゃいます。おわり。
叶えたい夢も 今日で100個できたよ たった一つといつか 交換こしよう